【大森プラザ通信】この夏、話しあってみませんか、なんで勉強するの。
うだるような暑さの中、夏休みが始まりました。小学生・中学生は規制下の中であれがしたい、また、これをしようと色々と思いを巡らせています。また各小学校・中学校は教科ワークやドリル、自由研究、事由課題作文、そして読書感想文などを夏休みの課題・宿題として出しています。学校が休みで授業がなくとも、自分の影のように勉強・学習はついてきます。
どうして夏休みの宿題をするのか-お家のひとがやらないとうるさいから。学校の先生に叱られるのが嫌だから。内申点にひびくから。
自分の影のようについてくるのならば、上手なつき合い方をしてみてはいかがでしょうか。
なんで、勉強しなければいけないの?どうして勉強しなくちゃいけないんだろう?
*テストでいい点数をとるため
*いい学校に入学するため
*いい会社に就職するため
*お金持ちになるため
*エライ人になるため
*お家の人や学校の先生に褒められたいから
その他にもいろいろと答えはあると思います。これが正解というわけではなく、どれも正解と言えます。どのような理由であれ、勉強しているならば素晴らしい正解です。
ある生徒は勉強する理由を病気で困っている患者さんたちを治療する医者になるため、それには自分が志望する中学校に合格するためと話してくれたことがあります。また小学3年生の生徒は勉強が大嫌いな子を勉強を大好きにさせることができる先生になりたいからと楽しく勉強に取り組んでいます。
東京パラリンピックの南スーダンの陸上の代表のマイケル選手は群馬県前橋市での長期滞在トレーニングの中、地元の小・中学生の交流の場を持ち、自国の教育事情を語り、学校へ行って勉強することは、将来、何か素晴らしいものを手にするチャンスを得たことであるとエールを贈ったとのインタビューを目にしました。チャンスを得たならば、このチャンスを活かしましょう。お子さんにとっての何か素晴らしいものってなんでしょうか。せっかくですから、この夏にお家で話し合ってみるのもよいではないでしょうか。