【大森プラザ通信】研究発表授業 第3回目は鎌倉時代
先日、第3回となります研究発表授業コマを実施いたしました。今回は保護者からご自分の子どもが発表している姿を見てみたいとのお声に応えまして保護者参加型としてみました。
さて今回の発表テーマは?(あたかもドラムロールが鳴っているかのように)
社会、歴史、鎌倉時代についてです。
中学生の歴史の教科書では【鎌倉幕府の成立と執権政治】に始まり、【鎌倉幕府の滅亡】で終わる8ページの中から各自がどんな切り口からこの時代を見ていくのか、何に焦点を当てて、決められた期日の中で決まられたA4・2枚にまとめて、レポートするのかとても楽しみにしておりましたが、急遽先生も参加するべきとの強制的要望を受けて、私もレポートに取り組む日々を過ごすこととなりました。
当日は実に個性溢れる発表会の場となりました。
ある生徒は「源頼朝」の人物像に迫り、その死因が不明のままであると結びました。
小学5年生は歴史に対する興味がいまいちの中で自分の強みの理科からアプローチをかけて、「元寇」に関して地図を駆使して天候不順を見事に語りました。
文学好き女子は鎌倉文学の特性を代表作を挙げてそこから一文を取り上げ、現代語訳をつけて「無常観」を述べていました。
最初はほとんどの生徒が文をとにかく用紙に連ねる読みづらいものが多く、発表も一本調子が目立ちました。 今回は各自がテーマの絞り方やレポートの書き方に他の人が見やすい点に工夫がされており、一番は調査力がかなり上がっておりました。まだまだ各自課題はありますが、進化していることは事実です。
次回は4月19日(月)テーマは「徳川家康と徳川家」です。