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【大森プラザ通信】学年末保護者面談事前アンケート

大森プラザでは小・中学生の保護者面談を学期ごとに年3回実施しております。先日学年末の保護者面談を終えました。学校やお家での生活や学習の様子をお聞きしながら最近のプラザでの学習、また一年間を通しての学習成果や次学年の学習計画等についてお伝えしました。

また今回から面談事前アンケートを実施しました。日頃接している子どもたちひとりひとりを改めてしっかりと見ようするためのものです。質問項目は好きな教科、嫌いな教科、家庭学習時間(学校や塾の宿題以外)、読書時間、ゲームやSNSの時間、睡眠時間(平日・休日)、学校での係や委員会について、趣味、今、取り組んでいる事(習い事)、わが子の自慢できるところ、最近褒めた点、最近お子さんを叱ったこととなっています。ひとりひとりのアンケートを読んでいて、グルメリポーターではまりあせんが、個性の宝石箱や!個性の玉手箱や!と思わずもらしてしまうものでした。

そしてもう一つの目的はお母さんやお父さんのお話しを聞きたいためです。保護者の中には学校やお家でのお子さんの様子や習い事などについて詳しくお話しされたり、積極的に質問される方もいますが、お話しすることが少し苦手な方もいます。面談は話しが一方通行の形になりがちになります。限られた時間の中でお母さんとお父さんの声を聞きたい、心音を聞きたいと常に思っています。

お子さんのことなら、お子さんについてならば

どんなYou Tubeが好きなんですか。レゴでは何をつくるんですか。

最近、どんな映画を観に行かれたんですか。「リングフィットアドベンチャー」って何ですか。

こちらからの質問に応えてくれるとお母さんの声を待ちます。沈黙の時間が訪れます。この、何とも言えない“間”に堪えきれなくなり、その間を埋めるかのように重ねて質問したくなりますが、待つのです。

この沈黙の時間はお母さんが自分の話すべき言葉を探している大事な時間だからです。わが子に関して真剣に考えている貴重な時間なのです。しばらくするとお母さんの口から『レゴは自分で先ずは設計図をノートに書いて・・・』と続きます。その話しからは自然と美点が見出されるのでそれをそのままお母さんに伝えます。

今回のアンケートで何人もの生徒から嫌いな教科から国語や算数がなくなっていました。とてもうれしい事です。早合点しませんように、嫌いな教科が好きな教科に転じてなくなったわけではないです。“嫌い”から“まあまあ”“いいかも”に気持ちが大きく変わったので嫌いな教科ではなくなったのです。