【大森プラザ通信】「私の、僕の好きな漢字ベスト10」掲示完了!!
小学校・中学校では学年末となる3学期に入りました。受験生たちも個々の置かれた条件下で最善を尽くす為に日々邁進しております。
大森プラザでは小・中学生全生徒向けの冬休みの課題「私の、僕の好きな漢字ベスト10」が全員の分が揃い、プラザ内に掲示しました。ひとりひとりが自分の思いと持ち味を活かして書いており、改めて個性派揃いとの感を強くしました。
自分の名前や父親、母親、家族の名前から選んでいたり、自分の趣味である昆虫に関する「森」、「虫」、「蝶」などを連ねる生徒もいます。また野球好きでゴルフを習っている小学生は力強く「球」の字を書いています。自分の家で「犬」や「猫」を飼っていて可愛がっているからと選んだり、また好きな芸能人やアイドルの名前からとの理由で書いている生徒も結構おります。やっぱり、そう来るでは「刀」と「炎」があります。
今の時代状況だからではないでしょう、いつでもそういう心や気持ちであろうとしているのでしょう。「健」、「正」、「優」、「友」、「喜」、「誠」、「笑」、「幸」、「愛」、「夢」などが何人もの小・中学生が選んでおりました。中には自分の将来の夢である医師の道から「命」、「医」、「救」を連ねている生徒もおります。
どうしてこのような冬休みの課題にしたのでしょうか。 それには夏目漱石が芥川龍之介と久米正雄に宛てた手紙にあります。
牛になることはどうしても必要です。吾々はとかく馬になるたがるが、牛には中々なり切れないです。
社会、自分の周りに様々な情報が錯綜する中、今一度じっくりとしっかりとゆっくりと自分のまわりに目を向けてほしいとの願いからです。