【大森プラザ通信】私の、僕の好きな漢字ベスト１０
今年の世相を表す漢字が『密』ということで発表されました。この一字には私を含めて様々な思いを馳せることでしょう。また高視聴率で最終話を迎えた『半沢直樹』の出演していたお笑い芸人アンジャシュの児島さんは今年一年を『半』と応え、イベントに参加しておりました。
大森プラザに現在通塾中の小学２年生から中学３年生の全生徒に向けた冬休みの共通課題は「私の、僕の好きな漢字ベスト１０」です。漢字学習となるとドリルや問題集の漢字の読み取りや書き取りの練習が圧倒的に多くなります。そういう積み重ねが知識として学習力に結びつくものでしょう。ただし今回は知恵として使える力を育むために漢字との向き合い方を少し変えてみようというものです。
自分の身近にあるもの、例えば辞書、教科書、本、問題集、あるいはスマホ・パソコン等々何でも使って調べたり、確認して、１位から１０位までを自分自身でランキングしてその理由（どうして？）を書き記すものです。
どうして全学年共通にするのか。
学年によって今まで学習して知識として蓄えているものは違いますし、漢字の得意・不得意によっても相違が見られます。ただ小学２年生と言えども必ず自分の近くには、すぐそばには漢字はあります。ひとりひとりが今まで生きてきた自分とこれから生きゆく自分を漢字一字と向き合いながら思考してほしいのです。大袈裟ではなく。
この課題は生徒だけではなく、プラザの一員である私自身も取り組みます。大変悩んでおります。様々な思いが交錯して、時に衝突します。 今の時点でベスト３まで選定しましたので、この場を借りて発表させていただきます。
■第１位 直
私の名前「直人」は父親が井伊直弼からその「直」をとり、名づけました。
いかなる時代状況でも直（すなお）であれとの思いに一番気になる一字。
■第２位 人
これも自分の名の一字。金八先生曰く『人という字は支えあっている』。
傲慢になるな、謙虚であれとの指針の一字。
■第３位 誠
師曰く『誠実な人が一番強い』。この言葉が人生の羅針盤です。
今から２０２１年の最初の授業がとても楽しみでワクワクしております。
