大森プラザ | 個別指導のZ-NET SCHOOL(ゼィーネットスクール)

お問い合わせ
0120-86-4330

ご質問・ご相談受付中 携帯電話からもOK

【大森プラザ通信】ナナメの関係

小・中学校が授業が再開されて、早くも一月が過ぎて行きました。緊急事態宣言よる休業要請や外出自粛と大人たちにとっても初めての経験を積む日々がありました。
学校へ行けることで「ヨコの関係」の学校やクラスの友だちと久しぶりの再会を果たし、共に学び、遊び、また一緒に給食を食べる時間を過ごして、改めて友人や学校の存在の大切さを感じたことでしょう。
また友人が「ヨコの関係」ならば、「タテの関係」である親や学校の先生は子どもたちが「勉学第一」「健康第一」の道を歩めるように応援しています。そこからひとりひとりが自分にとっての“新しい日常”づくりに取り組んでいます。人生初めての経験をした子どもたちに今はもうひとつの関係が必要に思われます。それは友人ではない、学校の先生でもない、ましてや親でもない人たちとの「ナナメの関係」です。
教育改革実践家の藤原和博氏はある新聞インタビューに次のように語っていました。

親ではどうしても、『駄目!』と言わざるを得ないところを、ナナメの関係の人は、『それもいいんじゃない』と認め、勇気づけを中心にできます。
その結果、子どもの自薦感情は高まります。タテとナナメの双方が、うまく調和してこそ、子どもは健全に成長していくのです。

学校の休業による学習の遅れを通常授業時間、夏休みの短縮や土曜授業によって対応することはとても大事なことでしょう。ただ、今新しい日常をつくる子どもたちには目標はいくつあってもよいですが、先ずは1つの目標と何でもよいので1つの好奇心を育むことではないでしょうか。
今だから、今こそ取り組むべきテーマとして子どもたちひとりひとりを見て、ひとりひとりの声にしっかりと耳を傾けて、“筋合い”のように、強固に支える「ナナメ」の存在になっていきます。