【大森プラザ通信】レモンの搾り方
６月１日からプラザ近郊の小・中学校は休業が解除されて、学校再開の運びとなりました。分散登校、あるいは短縮授業の形ではありますが、子どもたちひとりひとりにとっての“新しい日常”は始まりました。早くクラスのみんなの顔が見たい！友だちとおしゃべりしたい！新しい学年の勉強をしたい！わくわくする気持ちを抑えられない子もいれば、休校中の遅寝遅起きのリズムをなかなか解消できずにいる子もいるようです。
そんな中、あるテレビ番組で中学３年生の女子生徒が高校受験に対する不安な気持ちを表し、自分の学校では休校中課題プリントや問題集が定期的配布されて取り組む中、隣の区ではオンライン授業が実施されており、羨ましい気持ちと自分が取り残される不安な気持ちになった述べておりました。
この生徒に限らず、学校生活や学習面での不安な気持ち、また焦る気持ちはあるでしょう。ここでひとつ質問があります。
あなたは普段レモンをどのように絞りますか？
レモンを４等分にカットして、そのひとつの端々を親指とひとさし指で挟んで力を入れる、これが普通でしょうか。
では、その時あなたは皮のついている方を上にしていませんか。ご存知でしょうか。皮のある方を下にすると量とその香が増すのです。
ものの捉え方は様々です。自分にとってのベストな状況になるのを待つのもいいでしょう。また、今の自分に与えられた状況の中からベターな、より良いと思えるものや方向を見出すこともひとつでしょう。
私はベターな選択の点づくりが積み重ねが行き、自分らしいベストな線となっていくと思っておりますので、プラザのみんなにはその思いを胸に指導をすすめていきます。
