【大森プラザ通信】とびっきりの言葉をみつけよう!
国難といえる状況は日々のマスコミの報道により周知の事実であり、また小・中学校の再開を楽しみにしてきた
子どもたちや保護者のみなさんにとっては学校休校の継続処置はなんとも言葉にできないところであろう。
賢明に知恵を絞り、努力する中で必ずや活路は見えてくる。第2次世界大戦中、社会不安が広がる中で、イギリスが国民に冷静な行動を促すために作製したポスターがあった。そこには赤字に白い文字でこう記されていた。
KEEP CALM AND CARRY ON
“落ち着いて行動しましょう”
落ち着いていないと下世話な情報に惑わされるかもしれない。恐ろしいかぎりである。
言葉は使い方次第で様々である。先ずは言葉を知ることである。それにはどうすればよいだろうか。
そのひとつに本を読むことがあげられる。伝記をおすすめしたい。
偉人と云われる人は最初から偉人であったのか。そんなことはない。うまく行かない事も山ほどあった。
女優の石原さとみさんが憧れの吉永小百合さんとお話する機会があった時に吉永さんがいく度かの挫折の経験談を話され、石原さんは自分も挫折してもいいのかとの開き直る勇気がもらえたそうだ。
伝記の中には「マジ」や「リア充」などの言葉はおそらく出てこないであろう。しかし、別の言葉が必ず見つかるはずである。その言葉が勇気をくれるかもしれない。思いっきり笑わせてくれるかもしれない。物事を捉える異なる視点を手に入れることができるかもしれない。
ルールを決めよう!
一日1ページでも、10ページでも何ページでもいい。1ページの半分という日があってもいい。場合によっては
1文という日があってもいい。5月6日(水)まで本を開かない日がないっていうのがルールである。
始めてみるかい。