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【大森プラザ通信】スマホを見るな!遠くを見ろ!

大森プラザの中は漢字検定や算数・数学検定の成果、一人一人の春休みの学習テーマや算数・数学の公式など

生徒のための掲示物が数多くあります。その中に柱二本分の塾長のスペースがあります。今、ひとつには『自分自身に誠実であれ』ともうひとつには『あなたの人生はあなたのものだよ』とあります。後者はドラマ「アンナチュラル」で石原さとみ演じる三澄マコトが危機的状況の高校生を救うために投げかけた言葉です。ある時期に『人類最大の敵はめんどくさい』と掲げました。ある生徒は真剣に「核兵器」と答えてくれました。グッド ジョブ!

またある生徒はアニメのキャラクターを答えてくれました。これもグッド ジョブ!われわれは「よいきっかけ」をつくり、子どもたち一人ひとりが「確かな手応え」をつかむ。このことを大切にしてます。

ある小学生の女の子が「めんどくさい」を連発しながらも算数の文章問題に取り組んでいました。私を自分の席に呼びつけて、「先生、文章題めんどくさい、問題読むの、めんどくさい」の振りに「やったね!今、人類最大の敵と闘っているんだね。すごい!」と応援すると頬を赤めて静かに続けました。今でも「めんどくさい」は出ますが、コツがだんだんつかめたようです。

今、私が書き上げたのは『スマホを見るな!遠くを見ろ!』

実際、私はガラケー利用者なのでスマホの利便性の実感には乏しいわけですが、利用者は大人の方でも小学生でも

利便性と危険性あることを口では理解していると言いながらもあまりにも一方的に偏りすぎていることにとても違和感を覚えます。国難ともいえる状況がそうさせるのか、偽情報(フェイクニュース)は真実より早く多く拡散するとの研究データそのものを目にしているようです。当然のことながらスマホ禁止するのでなく、スマホから得た情報を確認して賢明なる対応のためにもセカンドオピニオンとして視点を他に向けてみようという意です。

どうしてこのような掲示をするのかと塾生の保護者の方々から尋ねられます。

私の答えはいつでも同じです。大森プラザは学力向上+人間力向上を目指すプラザだからです。