大森プラザ通信 夏休みの過ごし方は?
ただ今学校は夏休みです。
学校の夏休みというのは、もともと暑さ対策として長期の休みとなったものです。
現代のように冷房完備の学校においては夏休みは不要なのかもしれません。
しかし、この長期の休みをいかに有意義なものにできるかで、不要なものではなくなります。
昼近くになって起きるとか、
だらだらとゲームをやり続けていたり、
おふざけなYou Tubeばかりを見続けていたりというのはいただけません。
休みということで多少の時間的余裕を持って過ごすのは構わないと思いますが、
極端に普段との時間的ズレを作らないようにすることです。
勉強や宿題については、午前中約2時間と、
夕方または夜の時間で約1時間~1時間半を目安にうまく工夫して時間を確保したいものです。
空いた時間で身体を動かしたり、
読書、家の手伝い事または外出などにあてます。
中学生は部活の予定も考慮して計画立てをしましょう。
「〇〇が忙しくて勉強や宿題ができない」というのはよく聞く言葉ですが、
そう言う人ほどじつは暇で、無駄な時間を過ごしていることがとても多いです。
「〇〇で忙しくて勉強や宿題ができない」というのは、ただの逃げ言葉です。
まずは、無理なくできる計画立てをしっかりとして確実に実行することです。
小学生にとっても夏休みの活用は大切です。
受験の人は目標目的があるのですが、
そうではない場合あまりのんびりしすぎるのは先々が心配になります。
中学生になってからでは遅いのです。
学ぶ態度や基礎学力の土台をしっかりと築いておかないと太刀打ちできなくなります。
高校受験の入試は小1からの全てが出題範囲と心得ておくべきです。
夏休みは時間があるので、これをきっかけに、
ふだん当たり前すぎて疑問に思わないような事をじっくりと考えてみるのもよいです。
例えば、信号機が左から青黄赤の順なのはなぜ?
どうして右から青黄赤になっていないの?
家の中でも外を歩いていても、なぜ?と思うものは意外なほどたくさんあります。
疑問に思っていろいろと考えるクセをつけていくことは、
たとえ答えにたどり着かなくても生きていく中でのちのち必ず役立っていきます。
夏休み中に、全力でやりきったという経験をたくさん積むことを増やしていきましょう。
気温上昇による熱中症には気を付けなければなりませんが、
学びや体験・経験の熱中賞は多いほど良いです。
三学期制の学校は通知表が渡されていることと思います。
小学校では3段階、中学校では5段階の評定がついています。
どうしても評定の数字に目が行きますが、
注目点は観点別の「主体的に学ぶ態度」です。
この観点に「C」や「C°」がついている場合、
一学期を振り返り大いに反省しましょう。
生活習慣、時間管理、提出物、ノート、授業態度などに改善すべき点があるはずです。
改善によって、ここを「B」以上にすることができれば、
評定が上がってくる可能性が大きくなります。
是非見直しましょう。
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