【大森プラザ通信】 ストーリーのある今年の夏休み
先日のプラザ保護者面談の折に『夏休みについてですが、』ときり出したところ、ご父兄より『先生、気がはやいんだから。今、連休が終わって、5月ですよ。』と返されました。
その通りで今は5月、夏休みのことを考えるにははやい。いや、決してはやいことはありません。もう少し申しあげるなら準備(意識づけ)をしておいた方がよいでしょう。
小学校・中学校では夏休みに入れば、部活動、指定登校日、あるいはプール参加等を除けば通学して、学習したり、学校活動をすることはありません。
言ってみれば、これはいつもとは違う“夏休みならではの特別な時間・期間”と言えます。
自発的に今から夏休みの一日一日のスケジュールをたてて、私に見せに来る生徒がおります、受験生たちです。全員がそうすべきものとは思いませんが、ひとりひとりが『ストーリーのある今年の夏休み』にするとの思いになることです。
朝ごはんを食べて、ゲームして、昼ごはんを食べて、ゲームして、友だちと遊んで・・・
これって、普段の土曜日や日曜日と同じじゃないですか。
私はゲームをしませんが、ゲームを否定しているわけでは決してありません。
私が生徒に言う『ストーリーのある今年の夏休み』とは
習い事、部活動、自由研究、とにかく自分の好きなことをこの夏やりきってのプラスα(アルファ)。
アルファは数学の問題集1冊解ききった、英単語・漢字100を読めて書けるようになった、正負の数の計算問題を全部解きなおしした、読書感想文以外に本を5冊読んだ、一日20分毎日学習した(*ここでは学校の宿題の時間は入れておりません)など様々でよいのです。
アルファは学習することです。
最後に『ストーリーのある今年の夏休み』に一番大切なことをお伝えします。
それは夏休みならではで、いつもより寝る時間が遅くなることもあるでしょうが、朝、起きる時間を絶対に変えないことです。朝は必ず決めた時間に起きることです、言い訳なく。
時間など自由に工夫して好きなことに大いに挑戦しがらも、変えてはならないもので応戦していく必要があります。
ゆえに今から夏休みの準備をすることははやくはありません。
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大森プラザの生徒ひとりひとりはこれからも学力と人間力において進化し、また深化し続けていきます。