【大森プラザ通信】 新学年・まもなく第1通過ポイント
小学校・中学校は新学年がスタートして、早くもひと月が過ぎようとしています。
小学校・中学校に“ピカピカ”の1年生として入学して新しい環境で日々を過ごしたり、クラス替えがあり、担任の先生もかわりとみんなが《変化》のど真ん中にいる中ですでに自分なりのペースをつかんだ人もいれば、もう少し時間がかかるかなと思っている人もいることでしょう。
大森プラザの生徒の中にも新中学1年生で部活動の仮入部体験を大いに楽しんだり、どっと疲れたり、委員会活動に自分の使命を感じて熱心に取り組む生徒がいます。
小学2年生ではじめての6時間授業で1日で2~3キロ痩せたのかなと疲れ切った様子で通塾してきた生徒も5分もたつといつもの姿に戻っています。
1年間を通して子どもたちにとってどの時期が大事であり、大切なのでしょうか。
それは、やっぱり夏休みでしょう。
学習がより本格的となる2学期です。
当学年の総仕上げでまとめの3学期ではないでしょうか。
様々な意見や考えがあります。
彼ら、彼女らにとっては毎日が大切であり、大事なことは確かなことではありますが、私は新学期が始まり、GW(ゴールデンウィーク)明けのその週までの約一ヶ月間がとても大事であると思います。
マラソンで言えば、第1通過ポイントと言えるでしょう。
まだまだ始まったばかりで確かな手応えもつかみ切れずにいるかもしれません。
こんな感じのペースでいいのか不安に思うかもしれません。
そう思うのも当然です。今まで走ったこともないところを走っているのですから。
それでいいんです。
一番大事なことはひとりひとりがどんな顔をして、どんな表情で第1通過ポイントにやって来たかです。
勉強や学校生活などで容易くできることもあれば、そうはなかなか行かないことも出てくるでしょうが、本当に少しでもいいので“やる”ことです。やることをやめないことです。どんなにゆっくりでもいいから走り続けることです。歩いてもいいんです。
絶対にしてはいけないことは他の人と比べることです。
そうやって進んでいくなら、自分にとっての「これだ!」「これかな」と思えるものを感じられます。
これが何よりも大事なことです。
GW明けの給水所・大森プラザで快活な表情、ニコニコ顔でやって来るのを待っています。
大森プラザの生徒ひとりひとりはこれからも学力と人間力において進化し、深化し続けていきます。
大森プラザ
廣嶋直人(ひろしまなおと)
03-3765-9934
omori@z-netschool.jp