【大森プラザ通信】 一丁目一番地
もうまもなくすると、プラザの近郊の小学校・中学校は卒業式を迎えます。
この場をかりて“新たな舞台”へと旅立つみなさんへ
ご卒業、誠におめでとうございます。
新たな舞台と言えば、4月から社会人としてスタートする方々へのアンケートの中で『どんなことを不安に思いますか。』との質問に『上司となる方がわかりやすく説明してくれるかどうか』との回答が寄せられたと聞きました。
近頃「おじさんビジネス用語」なるものが注目されているようですが、確実におじさんなる私も使わないですし、もし上司から『廣嶋君、今回の春期集中講習会の一丁目一番地をしっかりと見極めてくれたまへ』と言われてもちんぷんかんぷん⇒十分には理解できていないでしょう。
(* ちなみに一丁目一番地は最優先課題の意)
大森プラザでは4月から2023年度が始まります。
昨年度までは、今までは“一丁目一番地”と言えば、生徒の方でもそういうことね、と理解を示したことでしょう。
子どもは、いえ、人はひとりひとりとてつもない個性を持ち合わせて異なるものであるので今までは通用していても、そうはいかない場面も多々あることでしょう。
一番恐ろしいのは相手の理解度の力不足を嘆いたり、また相手が理解しているものと勝手にこちらが思い込むことです。
A君にはわかってもらえたのに、B君にはなかなかわかってもらえないならば、それ相当の手間をかけて創意工夫を凝らし、笑いを交えて、わかる道筋をたてる必要があります。
新年度を迎えるにあたり、様々な準備をすすめておりますが、その中に私自身として「ひとりひとりにわかりやすく伝えるための意識と言葉の学習」を最優先課題として掲げています。
全員が新たな旅立ちです。
大森プラザの生徒ひとりひとりはこれからも学力と人間力において進化し、また深化し続けていきます。
大森プラザ
廣嶋直人(ひろしまなおと)
03-3765-9934
omori@z-netschool.jp