【大森プラザ通信】2学期の“カギ”は挨拶力
小学校・中学校は夏休みが終わり、2学期がスタートします。みなさんの中には早く学校に行ってクラスの人たちと夏休みのトピックスなどいろいろと話したいと思っている人もいれば、あと1週間のんびりしてから学校へ行きたいなあと思っている人もいるかもしれません。
学校の先生や大人たちは2学期がとても重要であり、また大切であると言います。
私もその一人です。当然ながら1学期も、3学期も重要ではあります。ただ新学年としてスタートした1学期とその学年に環境等も含めて慣れてきた2学期では授業数を多く、当学年の学習項目としてどの教科においてもより重要度の高いものが多く、それに加えて学校行事や部活動など活発となる時期です。
そして“2学期を征するものは3学期をも征する”です。うまく流れをつくり、そしてその流れを確実につかむことができれば事はうまく運びます。
ならば、いかにして2学期を征しましょうか。
新しく学習するところを先取りして予習をするか、以前に学習したところをもう一度復習してみるか、色々とたくさん問題を解いてみるのか、“超”難問を言われる問題を解いてみるのかどれもが正解だと思います。
どの道にするかを選択するときに、加えて「挨拶がきちんとできる自分あるか」を是非確認してください。
『いただきます』『ごちそうさま』がきちんと言えるのはそんなの当たり前でしょと言われるかもしれませんが、始まりと終わりがしっかりと捉えており、その間を十分に楽しんでいる証拠です。
学校への通学時間が何かのために遅れてしまい、学校に着くのがギリギリとなったときに『おはよう』『おはようございます』がいつものようにきちんと言えるでしょうか。色々なことが心配になって、心に余裕のない『おはよう』になってませんか。
ビジネスの世界、またスポーツ競技の世界などでも『挨拶に始まり挨拶に終わる』とよく言われております。その間に作り出される因(原因)なるものが必ずあるはずです。その因が果(結果)につながっていきます。
『いただきます』『ごちそうさま』、『おはよう』『さようなら』が言ったのかあいまいのまま進み、言ったのかあいまいのまま終わる、これがそのまま学習の取り組みに表われます。
先ずは挨拶がきちんとできる自分自身であり、自分で決めた学習時間(20分でも、30分でも)を実行に移すことでしょう。2学期が始まってこの姿勢があるならば第一関門はすでに突破しています。