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【大森プラザ通信】ミニシュークリームで学習 《百分率%》

この時期、小学校・中学校では今の学年で学習してきたものの総まとめや総点検を授業、あるいは宿題を通してすすめています。そのような中で5年生の算数の割合、特に百分率に関して理解度と学習の定着力にやや心配があり、しっくり来てないなとの感を持ちながら色々と思案を重ねていました。

そこで小学生コマで小学3年生から6年生までみんなで学習してみようといつもの個別指導ではなく、一斉授業のスタイルをとり、3年生・4年生は予習、5年生・6年生にとっては復習の意味合いですすめました。

先ずは全体「1」に対して0.1、10分の1の割合をグラフや図、そして絵を用いて質問形式にして“しっくり”と感じたところで10%ということを「もとにする量」「くらべる量」「割合(わりあい)」を6年生の生徒たちに説明してもらいました。お世辞抜きにとてもわかりやすく、丁寧に、ちょっとした笑いをとりながらのいい伝わり方をしていました。

最後に今、学習したことを体感として捉えてほしいとの思いから、“もしここにミニシュークリームが10個あって、その1つだけがカラシ入りとしたら何%でしょうか”との問題にみんなが即答で“10%”と返って

きましたので実際に準備していたミニシュークリーム、もちろん1つだけカラシ入りを生徒たちの前に出すや、“マジかよ” “聞いてないよ”(ダチョウ倶楽部か)“先生、これって勉強ですか”などなどいろんな声が飛び交う中でミニシュークリームを使った《百分率%》学習を終えました。

教科書やテキスト、また問題集を使用して理解をすすめることは勉強、自分の五感を駆使して《10%》を理解することも勉強ですから、これって勉強です。