【大森プラザ通信】木を見て森を見ず(ことわざ)
先般プラザでことわざのグループ学習会を実施しましたことをお伝えしました。その中に[ 木を見て森を見ず ]がありました。ご存知のように『物事の細かいところばかり見ていると全体が見えなくなる』との意です。
2学期の今現在、小学生・中学生はいつでも重要なことを学んでいますが、特に重要な、また内容として、仕組みとしてややわかりづらい、勘違いしやすい項目を学習しています。ちなみにお家の方々は昨日お子さんが何を学校で学習したのか知っていらっしゃいますか。
小学生・算数では《円と球》、《分数》(仮分数、帯分数、約分、通分、分数のたし算・ひき算)、《体積と表面積》等の“山々”を日々登攀する歩みをすすめる中でしっかりと木を見ることに集中するように一人ひとりに声かけしています。
中学生は来月に2学期の期末定期考査をむかえるにあたり、9教科の各目標点数を設定して学習をすすめている《森を見ている》生徒もいますが、今までの流れからたぶんこんな感じかなの《木を見ず森も見ず》、自分勝手な予想をたてている生徒もなかにはいます。
Z-NET SCHOOLの基本学習のひとつである「見る」こと、木をしっかりととことん見ること、ひとつひとつの教科をしっかりと見て、しっかりと読んで、しっかりと書くという流れは遠回りに感じることもあるでしょう。しかし、この道筋は間違っていません。自信をもって進む中でそのような木々たちの集まる森に目を向けてみよう。君の瞳にはどんな森が映るでしょうか。