【大森プラザ通信】ひとりひとりの成長がプラザの成長
先般、東京パラリンピックが「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」とのコンセプトのもとでパラ・エアポートと呼ばれる空港が舞台となった開会式が行われ、開幕しました。これに先立って複雑な状況と心情の中で行われた2020東京オリンピックの余韻は現在も残っているように感じられます。
今回のオリンピックのテレビ観戦の中でスポーツクライミングとスケートボードにはとても興味をそそられるものがありました。スポーツクライミングではこれから登ていくルートに関して競技者・選手による“オブザベーション”と言われる観察時間が設けられ、全員であーでもない、こーでもないの侃侃顎顎の論議が行われたり、スケートボードでは“技”が成功しても、失敗しても、その競技者の挑戦の心とその実践をリスペクトして他の競技者が歩み寄り、ハグしたり肩上げしたり、みんなが笑顔でNEXT ONEの気持ちが会場に溢れていることを画面を通してでも感じられました。
全参加者がメダル、一番輝かしいメダル獲得を目指して、他よりも速く、遠く、強く、華麗にとの自己超克の面に目を奪われていた中で新しい感覚となりました。
こういうことが学習面により活かしていくには・・・
誰しもテストでいい点をとりたい、わからないことがわかるようになりたいと口では色々と言いますが、心根では強く思っています。だからこその指導であり、応援ですが、自分が成長して、勝ち越えれいくのに他の人の姿に目を向けたり、声に耳を傾けることも必要ではないでしょうか。
プラザでは個々の学習テーマの追究とともに同一課題のもとで侃侃顎顎のかなり賑やかな授業を取り入れております。そのコンセプトは“プラザの成長、勝利が個々の成長、勝利となる”のではなく、“個々の成長、勝利こそがプラザの成長であり、勝利となる”ものです。
2学期もこの調子で張り切って進んでいきます。