「どうして?」は大切
日ごとに秋の深まりを感じるようになりました。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・など言われますが、皆さんは何の秋を楽しみますか?
この「○○の秋」という言い方ですが、春や夏・冬ではこのような表現はしませんよね。
秋だけこのように言うのはどうしてなんでしょう?
「読書の秋」
読書の秋と言われる由来は、古代中国の詩からきているという説があります。
韓愈(かんゆ)という人が読んだ「灯火親しむべし」(とうかしたしむべし)という詩です。
「秋は涼しくて夜が長く、過ごしやすいので、夜は明かりを灯して読書をするのに適している」という意味だそうです。
たしかに夏の暑い日よりは、気候的に過ごしやすくなり、集中して読書が出来ますよね。
他の「○○の秋」も、調べてみてはいかがでしょうか。
このように、当たり前に思っていたり、日頃なにげなく使っているものの中で「どうして?」と感じ、感じたら調べてみる。すると面白い発見があるものです。
「どうして勉強しなきゃならないの?」と思う子供たちもいることでしょう。
でも、そう思うことが大切!と私は思います。ただそこで、自分の気分や考えはちょっと心の奥にしまって、ちゃんと自分で調べて、そこからちゃんと考えて判断してみましょう!
そして、一番大切なのは 判断したら行動してみることです。
読書が苦手でも、その気分を一旦おき「秋だし、本を読むのにいいみたいだな~」と、この機会に読んでみる。 みたいなことです。
でも、夜更かしには気をつけましょうね。