公立高校選考基準が公表されました。(大口プラザ)2020.07.09
例年より約1ヶ月遅れで公立高校の選考基準が公表されました。
大きな変更は少ないのですが、
当該神奈川区地域としては、神奈川工業高の比率変更とデザイン科に実技検査が加わったことが特筆です。
実技内容は素描のようですので、これまで通り美術・イラスト系を志す生徒には驚きではありませんが、併願私立も美術系を選ぶと実技が2回に増えます。
神奈川工業高に隣接する神奈川総合高の舞台芸術科新設も予定通りです。
コロナウイルスの影響で舞台芸術が大打撃をうけている中での新設は、今後への期待をこめて興味深いところです。
成績上位層、横浜平沼高は特色検査の比率が上がりました。
成績中位層、上記の神奈川工業高と旭高が、内申比率を下げて学力検査の比率を上げました。
今年は合同の公立展、私学展が中止になり、学校ごとの説明会もオンラインや予約制が増加しています。
塾としては積極的な情報の発信をしていきますが、
学校選びをするにあたって、各個人も情報のキャッチの速さが必要です。
入試に対する準備は、学力の定着向上と入試情報入手の両輪ををうまく回すことも必要です。