ワーク提出期限ギリギリからの脱却(大口プラザ)2022.05.13
5月の大型連休は終わりました。
爽やかな新緑の風を浴びたい頃ですが、
天候がスッキリせず、少し肌寒さを感じる日もあります。
今月末には運動会・体育祭がある学校も幾校かあります。
宿泊学習や修学旅行に行くんです、という生徒からの声も聞かれます。
コロナ禍で控えられていた行事も少しずつ戻ってきているようです。
小学生も中学校生も学校から漸くワーク・ドリル配布が行き届いてきています。
小学生の定番は「漢字」と「算数」。
小学生は日々の家庭学習・宿題としても指示されて、
まあ、たいていの子はコツコツ(心の中ではイヤイヤ?)とこなしています。
中学生はどうでしょう?
「数学」「英語」「理科」は必ずワーク(ドリル)があるようです。
他の教科は学校によって区々です。
だいたい、中学校ではワーク(ドリル)をやりなさいという先生からの指示(催促)はありません。
ところが定期テスト前になると、
突然、ワークP.〇〇~P.〇〇までをやって丸付けもして提出となるのです。
催促がないので最速で仕上げなければならなくなるのです。
中学生には、学校のワークは配られたら4月5月で全部終わらせなさいと言っています。
冗談です。けれど、気持ちは本気で言っています。
複数の各教科ワークをやるのは、結構大変です。
ワークはだいたい教科書準拠ですから、教科書の対応ページが記されています。
授業進度に合わせるのではなく、どんどん進めていく。
そうすれば、予習的に進めることになり、授業でどんなことをやるのかを知ることができます。
ということで、【中1のときは期限ギリギリに解答丸写しの中2のZ君の例】を紹介します。
Z君、いろいろ考えた末に、教科に関係なく各教科のワーク見開き2ページくらいずつを、
1冊の自由帳にやっていくことに・・・。
予習なので、解答集も開いておき解説にもしっかり目を通して、
1冊の自由帳に解答を書いていく。
書けない、覚えにくい漢字や単語なども、そこに何度か空きスペースで練習しておく。
自由帳なので乱雑な感じになっても気にせず、好きなように自由に使う。
そのように一度やっておいて、
数日後、解答集や自由帳は見ずにワークに解答を書き込み、丸付けもする。
まだまだ内容の理解・定着までには道のりがありますが、
Z君なりの工夫でワークを2度ずつやるようになりました。
解答丸写しだったZ君としては、大きな変化です。
学習に対する考え方や気持ちも前向きになり、
生活全般に余裕が出てきました。
提出期限前に慌てることもないでしょう。