じここうていかん(大口プラザ)2021.09.25
「自分にはできないから・・・・」
「やってもできないし、自分には関係ないから・・・・」
「どうせほめられないし、おこられるから・・・・」
・・・・・などなど、
こういう前向きになれない気持ちや行動にあらわしたりすることを、
“自己否定”または“自己肯定感の否定”といいます。
私学の説明会ではほぼ100%必ずこのテーマについての話が出てきます。
その理由は、
様々な調査で日本の若者は海外の若者に比べて自己肯定感が低いという結果がでているからです。
自分の存在意義を認め積極的に活躍しようとする言動が、
圧倒的に海外よりも低い日本の若者には憂うところがとても大きいのです。
それらのデータからこれからの学校教育の意味などを検討し、
各私学が積極的に生徒指導の在り方進め方の改革をおこなっているわけです。
翻って我が教室を鑑みるに、幸い自己否定の強い子はいないと思うのですが、
消極的、受身的だなとお思う子はまあまあいるのも事実です。
テストを点数だけで評価する“テストは100点じゃなきゃダメ病”や、
思い通りに動かない子にイライラする保護者の撲滅が、
自己肯定感を高める第一歩でもあるようです。
「どうせ無理・・・・」と言われたら、
「だったら、こうしてみたら?」と声かけしてあげること。
勉強だけでなく生活全般にさらに能動的になれるように、
サポートをしていく教室でありたいと思います。