Z-NET SCHOOL 新検見川プラザ 塾便り 2024年9月
Z-NET SCHOOL 新検見川プラザ 塾便り
2024年9月
日が短くなってくる9月。暦の上では「秋」の始まりですが、9月22日の「秋分の日」までは夏のように暑い日も多いので、油断をせず熱中症対策を続けていきましょう。秋のおとずれが感じられるのはもう少し先ですね。
9月の「秋分の日」を中心とした前後3日間を「お彼岸」の日と言います。仏壇にお供え物をしたり、お墓を綺麗にしたりと、ご先祖様の供養を行います。
ちょうどその時期に咲く美しい花が「ヒガンバナ」。秋の花として「コスモス」と共に日本で人気のある花です。今回はこの花についてご紹介しましょう。
「ヒガンバナ」の花名の由来はその名通り「お彼岸の時期に咲く花」です。気温が24度くらいになると花を咲かせるようになっています。
ヒガンバナは、「葉と花が同時に見られない」という珍しい特徴があります。
その理由は、この花は球根から花が出てきて、その花が枯れた後に葉が成長するからです。
そのため、「葉見ず花見ず」と言われ昔の人は恐れをなしたそうです。葉は、冬から春にかけて生え、花をつけない寒い時期にしっかりと栄養を蓄える役割を持っています。
一般的な花とはまるで逆ですね。
ヒガンバナは多くの別名を持つことでも知られています。その数は、なんと1000以上とも言われているのです。
もっとも有名なものは「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)でしょう。仏教に由来して「虹色の花」という意味があります。
また、ヒガンバナは「球根」「花」「葉」「茎」すべてに毒が含まれているため「地獄花」(じごくばな)、「毒花」(どくばな)、「痺れ花」(しびればな)など良くないイメージの名前で呼ばれることもあります。
学名の「リコリス・ラジアータ」から「リコリス」などの別名もあります。
名前を多く持つということは、それだけ親しまれてきた花だということが伺えますね。
日本で多く見られる花の色は赤。鮮やかな赤が一面に咲くその姿はとても美しいですが、夕方に虫の声と合わさると、どこかもの悲しさも感じられます。
今は品種改良が進み、赤だけでなく、「白」「黄」の色の花も見かけるようになりました。
ヒガンバナがよく見られるのは土手やあぜ道。そして墓地などです。
これは、ヒガンバナが毒を持つ性質を利用して、モグラやネズミなどから、農作物や埋葬された遺体を守るためだそうです。
なお、花言葉は「悲しき思い出」、俳句の季語としては「秋」を意味します。
また、「ヒガンバナを持ち帰ると火事になる」と言い伝えられており、これは花が真っ赤に燃えているイメージと、毒性があるために子どもが触らないように言い聞かせるために伝えられたということです。
さて、9月が終われば2期制の学校は前期が終了。そして後期がスタートします。
前期の学習は前期のうちに完璧にしておきましょう。また、後期からは授業の進みが速くなる場合がほとんどです。
中学校の学習はどの学年も後期に難度が上がります。特に「証明」の単元は国語力も必要となるため苦手な生徒が多いです。
授業にしっかりとついていけるか不安な人は、週のコマ数を増やしてみるのはいかがでしょうか。分からないところをその場ですぐに解決できるようにすると、勉強の効率は飛躍的に高まります。
様々な対策ゼミも随時行っていますので、学習面に少しでも不安がある方は、何でもご相談ください!
「Z-NET SCHOOL」は一人一人をしっかりと見る、個別指導塾です!